ユーグレナ通信

ユーグレナの凄さを皆で分かち合うブログ。

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました

ミドリムシ愛好家のバイブル

 

こんにちは、ミドリムシの培養に挑戦中のミドリカワです。

前回のエントリーでは「微細藻類培養キット」をめぐる私のちょっとした挫折について報告させていただきましたが、私の心はちっとも折れていません今は取扱説明書を熟読することで培養に必要な機材と設備が足りないという問題に立ち向かっているところですが、進展があればお伝えいたします。

 

さて、その代わりと言っては何ですが、今日はミドリムシ愛好家のバイブルとも言える一冊の名著をご紹介したいと思います。

 

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました

『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』出雲 充・著

 

 

あなたは、この本を読んだ事がありますか?

 

もし無いのなら、あなたは幸せ者です。なぜなら、あなたはこれから、この本を初めて読むことができるのですから

 

タイトルから伝わってくる、ハンパない名著感

まず『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました』というタイトルからしてシビれますね。ハンパない名著感です。

ミドリムシについてよく知らない人には何かヤバイ本みたいに見えるかもしれませんが、一度読んでみれば、このタイトルが文字通りの意味を持つ言葉だという事がわかるはず。

 

ミドリムシ界のレジェンド自らが執筆

この本の著者は、株式会社ユーグレナ代表取締役社長である出雲 充氏という人物。出雲氏といえば、言わずと知れたミドリムシ界のレジェンド球界でいうところの沢村栄治角界でいうところの雷電 爲右エ門(らいでん ためえもん)みたいな凄い人なのです。

 

この本では、18歳だった出雲氏バングラデシュを訪れ、そこに住む人々の貧困と飢餓を目の当たりにし、なんやかんやあってミドリムシと出会って地球を救おうとする物語が描かれています。なんやかんやの部分は非常に重要かつ面白いポイントなので、ぜひ実際に読んでみてください。

 

出雲氏からのメッセージ

出雲氏がこれまでに経験してきた出会いや苦労、挫折と成功……彼がそこから何を学び、何を決意したのか。世界で初めてミドリムシの屋外大量培養を成功させ、株式会社ユーグレナという企業を設立した男の言葉は、何か新しい事に挑戦する人にとってのヒントに満ちています。別にベンチャービジネスを目指すとかじゃなくても、この本のメッセージは十分伝わってくるはずです。

 

出雲氏の心をこんなにも強く惹きつけ、多くの人を巻き込んできたのはミドリムシというちっぽけな微生物。その可能性を信じているからこそ、出雲氏は「地球を救う」という壮大な目的の為に迷いなく突き進んでいけるのです。

 

私もこの本を読んで、チャレンジする事と信じる事の大切を学びました。

だから機材や設備が無いぐらいでミドリムシの培養を諦めないし、取扱説明書を読めば大抵の問題は解決すると信じて、これからも頑張っていきます。

 

この本を読んだ感想や私への応援メッセージは随時受け付けているので、ぜひ気軽にお送りください。