ミドリムシ培養はその後どうなったか
ミドリムシ培養の経過をお伝えします
こんにちは、ミドリムシで世界を救ったりサプリメントの専門家になったりしようとしているミドリカワです。
ゴールデンウィークはブログをほったらかして心身のリフレッシュに努めていましたが、実はミドリムシを美味しく頂く方法やサプリメント資格の勉強もこっそりと進めておりました。
それらの進捗は追々ご報告させて頂くとして、今日は自宅で行っているミドリムシ培養の経過をお伝えしたいと思います。
ミドリムシを観察する準備は万端
実は培養した微細藻類をじっくり観察してやろうと思ってこんな立派な顕微鏡も買ってあります。この顕微鏡はVixenというメーカーから発売されている「学習用顕微鏡セット ミクロショット300」というモデル。なんとスマートフォンアダプターという名前からして便利そうな器具が標準装備されており、手持ちのスマホを使って手軽に高倍率画像が撮影できるという優れものなんです。
今後はこれを駆使して、ミドリムシの育ち具合をバッチリ観察してやります。
仕込んであるサンプルは3つ
4/19のエントリーで「新宿白糸の滝」「熱帯魚の飼育水」「自宅の水道水」という3つのサンプルを培地に仕込んでおいたのですが、なかなか変化が見られず、しばらく放置しておりました。
ところが、久々に培地を確認してみたところ、なにやら見た目に変化が……!
「新宿白糸の滝」「熱帯魚の飼育水」のサンプルには、なんか黒っぽいものが発生していました。特に新宿白糸の滝の培地は変化が顕著に見られ、なんか黒っぽいものがはっきりと肉眼で確認できますね。
一方、水道水のサンプルは何も変化していませんでした。まぁ水道水ですし、予想通りと言えば予想通り。元より、こいつには何も期待していません。
なんか黒いものの正体は!?
これ、カビですよね。
このモフモフした感じも見覚えがありますし、色といい雰囲気といい、見れば見るほどカビっぽいです。やっぱりカビだこれ。
念のためミクロショット300を使って観察してみましたが、なんだかよくわかりません。でもどうせカビでしょう。私は顕微鏡でカビを観察した事はありませんが、もうカビにしか見えません。
ミドリムシ培養、成らず…
これがカビかどうかなんてどうでもいいんです。私はミドリムシがいるかどうかが知りたかった訳ですが、どうやらここにミドリムシはいなかった、と。
つまり、今回の培養実験は残念ながら失敗に終わったという事を認めなければならないようです。
採取したサンプルに問題があったのか、培地の保存環境に問題があったのか、培地の作成方法に問題があったのか……。
失敗の原因として思い当たる事が無い訳ではありませんが、今回の結果からは反省点がどこにあったのかもよく判りません。
とりあえずやり方を変えて再挑戦してみるしかなさそうです。
実験を振り返って
張り切って購入した顕微鏡で最初に観察したのがカビだった事は少しショックですが、今回の実験で一つだけ判った事があります。
それは、どうやら日本の水道水は新宿白糸の滝や熱帯魚の飼育水よりも安全そうだという事です。